地球にも敵にも優しい巨人軍
地球に優しい巨人軍−。
今季のプロ野球は、地球温暖化を防ぐ環境省「チーム・マイナス6%」と協力、試合時間を6%短縮する活動を行っている。成績はパッ としない巨人もエコではAクラス入り。昨18日の広島戦も、2時間44分というエコロジーぶりだった。それでも素直に喜べない背景が…。
「2008NPB Green Baseball Project」と銘打たれた活動は、12球団の全公式戦を対象に行われる。
公約は「1試合あたり試合時間を6%マイナス」。過去10年間の平均試合時間3時間18分を基準に、12分を短縮することで照明の電力を省エネし、年間209トンのCO2削減を目指す。
巨人の昨季の試合時間は平均3時間17分とほぼ平均点。それでも今季はここまで18日現在、平均3時間2分弱と、堂々ノルマを達成している。これはセ・リーグで3位の好成績だ。
1位は阪神、2位は広島。阪神が1位の理由は、圧倒的に安定した投手陣だ。広島は防御率が3点台と健闘する一方で、走者をあまり出さないので省エネ試合となっている。
ところが巨人のAクラス入りは、かなりお寒い事情に支えられている。
投手陣は「被安打+与四死球」がリーグ最下位。やたら走者を出し、先発投手に勝ちがついたのは18試合中わずか5。当然、守りの時間はかなり長くなる。
逆に試合をスピードアップさせるのは、貧打なうえにボールが待てない淡泊な打撃陣。「安打+四死球」もリーグ最下位なのだ。
本塁打数リーグ1位(21本)と長距離砲をそろえる巨人打線。普通なら長打警戒できわどいコースを攻められ、四球が多くなるはずだが、もっか本塁打王の高橋由は四球わずか4つと典型的な早打ちタイプ。ラミレスもたった2つだ。
これでは「超重量打線」どころか、地球に優しく相手投手にも優しい「エコ打線」である。
実は昨季の巨人は、同じ18試合を消化した時点で、平均2時間57分と今季以上に勝負が早かった。だが昨季は11勝7敗で2位、今季は7勝10敗1分で4位と真逆の結果となっている。
試合時間のマイナスは大いに結構だが、勝ち星はプラスに転じたい。
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チームの強さは、投資した金額ではなく、やはり適材適所であり、4番バッターばっかりいればいいってもんでもないわな。
巨人が負けるといつも思います。
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